白鷺ニット工業社員インタビュー。そうですね、とうなずくだけではたどり着けないこと

企画営業 セールス

そうですね、と
うなずくだけでは
たどり着けないこと

2021年入社
東京支店 
椋本 学

あなたを一言でいうと?
前向きなエエかっこしい

入社して驚いた、進んだITインフラとアナログな物流環境

入社して驚いた、進んだITインフラとアナログな物流環境

前職はアパレル関係に勤めていたそうですね。

メーカーと卸の中間っぽい会社で婦人服の営業をしてました。営業ひとり一人が個人商店みたいな職場でして、がむしゃらに働いてましたね。社内の情報共有がほとんどなく、そのうえ取引先のやりとりも電話とファックスがメインという、アナログな世界でした。

コロナ禍になって業績が傾いて、勤務していた東京オフィスが閉鎖されました。本社のある大阪への転勤は考えられず、同じ業界で転職先を探しました。

転職活動中に見た白鷺ニット工業はどんな印象でしたか。

ホームページや求人情報をみると、ITの活用をけっこう押し出してますよね。アナログな職場環境で過ごしてきたので、とても新鮮に見えました。面接でも、VLOOKUP関数とかピボットテーブルっていう単語を聞いて、何ですかそれは? と、まぶしく感じました。

入社してすぐ、ITインフラが整備されているのを実感しました。福崎ファクトリーでの物流研修が9か月でしたが、その間も他部署の情報にもアクセスできました。売上や粗利、商品スペックなど意欲があればなんでもオープンでした。

入社して驚いた、進んだITインフラとアナログな物流環境

朝の営業ミーティングは、ZoomやSlackハドルミーティングを使って、東京支店、本社、福崎ファクトリー等をつなぎます

GoogleドライブやSlack、SmartHRをはじめIT系ツールは、かなり早い時期から積極的に導入されています。その反面、物流現場には戸惑ったそうですね。かなりのアナログで。

そうなんです。面食らいました。ゴールデンウィーク前は毎年、社員総出で棚卸しですが、これが入社直後でした。

福崎ファクトリーは3階まであって、1階から3階まで各階に商品の段ボールが積み上げられています。その段ボールを一箱ずつ開いて、二人一組で1枚ずつ数えていくんですよね。目視どころか手探りでカウントすることもありました。スキャナーによるバーコードスキャンじゃなくて。本当にアナログでした。新旧が共存するっていうのか、その姿には驚きました。

現在は東京支社の出勤でして、福崎ファクトリーには時々行きますが、物流現場の段取りが少しずつよくなっているのを感じます。物流の改革はこれから進んでいくと聞いています。

相手のニーズをしっかり感じて、聞き取ること。営業は聴く力が大切

東京支店は人数少ないですが、雰囲気はよくて、目標、見本になる人もいます

相手のニーズをしっかり感じて、聞き取ること。営業は聴く力が大切

営業の仕事を教えてください。

全国のスーパー、量販店、卸などと取引しています。うちの商品を良い条件で納めるために担当のバイヤーさんと商談します。どんな色、どのサイズが売れているか、商品の動きをチェックし、新商品を提案します。

得意先独自の副資材(ハンガーPOPやパッケージ、口紙)を当社側で用意することもあって、デザイン制作のやり取りも任されます。

商談、提案と一口にいいますが、バイヤーさんとのコミュニケーションはどんな感じですか。

こまめにコミュニケーションを取って、信頼感を得ていくやり方を得意にしていますが、でも、これだけだとダメなんですよ。以前、本当に些細なことまで馬鹿正直にバイヤーさんに連絡して、煙たがられたことがありました。当たり前ですけど、人によって性格も考え方も仕事量もキャリアも違います。相手によって、コミュニケーションの取り方を変えないとそっぽを向かれちゃいます。

いまは一つずつ積み重ねていって困ったときに声をかけてもらえる関係ができればと心がけ日々臨んでいます。

相手のニーズをしっかり感じて、聞き取ること。営業は聴く力が大切

得意先の店頭でライバル商品をチェックして、企画部門へのフィードバックも重要です

営業は聴く力が大切です。重要なスキルといえます。先方のニーズをしっかり感じ取れること、聞き取れること。その結果、同じ商品だってアピールの仕方が変わります。質問力も大事です。そうなんですねと、ただうなずくだけでは本当のポイントにたどり着けないんです。適切な回答が得られないのは、自分の質問が芯を食ってなかったり、聞き方、タイミングが悪いからだと思います。

注文をもらってからの社内業務は多岐にわたりますね。

出荷の段取りを考えます。倉庫の繁閑状況をよく確認して、出荷指図書の作成です。指図書には納品先や納期をはじめ、商品別のサイズ、カラー、数量などを記載します。リピート注文は自動で起票できますが、そのシーズンの初回注文は手入力になります。発注書についても得意先の代わりに起こして先方に確認してもらって社内にまわしたりもします。このあたりは得意先ごとに手順もフォーマットも異なるので、慣れるまでは大変です。

現在、11社を担当していて、売上、粗利、予算進捗、在庫を管理します。予算等に対してもある程度の裁量を任されます。その1社が厳しくても自分の担当11社トータルで見通せるなら良しです。1か月では足りなくても3か月、半年、1年でコントロールできれば問題ありません。

自分から声をあげれば助けてもらえる会社

入社後、TES(繊維製品品質管理士)とITパスポートの資格を取りました。会社には資格取得の支援制度がありますが、それを知らず入社前に教材を自腹購入(笑)

自分から声をあげれば助けてもらえる会社

どういう時が忙しいですか。

週末の店頭の動きを、システムデータやメール、電話などで確認するため、月曜、火曜が忙しいです。

1年間の中では、3〜4月と9〜10月が忙しく、ほぼ毎日外に出ています。秋冬物、春夏物の新商品を発表するタイミングでして、得意先との商談、提案にかけまわりますね。それ以外の月は外出することは多くありません。

実際働いてみて、白鷺ニット工業はどんな会社ですか。

自分がやりたいことを設定し、それをバックアップしてくれる会社です。私もパソコンスキルがない状態で入社して、助けてもらいました。自分から声を出せばフォローしてもらえます。ひとりでできることには限界があります。私自身、マネジメント力を身に付けて、みんなで一緒に成長していければと考えています。

自分をアップデートできる人、都度都度、柔軟に対応、変化できる人と一緒に働きたいですね。

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